あたまの中 着物のこと

心を豊かにしてくれるもの。

投稿日:2016年4月7日 更新日:

モノには心がある気がしていて、

捨てる時はかわいそうで申し訳ない気持ちになります。
埋立地までゴミを処分しに行った後は特にそう。
こんなたくさんのものが捨てられているんだと罪悪感でいっぱいになります。

壊れるまで、破けるまで、

使えなくなるまで10年は使いたいと思うものしか買わない、と決めました。
そんなこんなしてると
今の資本主義、消費社会に疑問が出て
そんな自分がこのままモノ売りをしてもいいんだろうかと
たまに不安になります。

ただ、モノを減らし続けて気づいたのは
「不要ものはいらない、愛着のもてるモノは買ってでも欲しい。」

ということです。
減らしに減らしたら今度は欲しいモノがでてきます。
修理してでも永く使いたいと思えるもの。
使いながら大事に育てて経年変化を楽しめるものは欲しくなるのです。
捨てる度に胸が痛かったフライパンは銅製のものを購入しました。
テフロンと比べるとだいぶ重くて、油を敷かないといけないし、高価ではあるけれど
その不便さを超えるほどの美しさ、経年変化の楽しみ、愛着がもてるので
毎日楽しい気持ちで料理ができます。
写真やキッチン用品、お洋服、雑貨にと持ち物をだいぶ処分したけれど
器と着物だけは必要最小限以上に持っています。
毎日に必要な分だけ食器置きに並べて、気が向いたら箱にしまった器と交換する。
私にとって器は触ったり、眺めたり、使ったり、心を上げてくれるものだからです。

着物はお洋服と比べると手間がかかったり、着ることに準備が必要だったりするけれど
その不便さを超えるほどの幸福感だったり、凛とした気持ちにさせてくれること
周りの誰かの為に着ることができる衣服だと思っています。
着物だからとか、高価なものだったからとかじゃなくて
どなたかの思いが詰まったものだったり
質感や色合い、着心地、デザインが好きで
それに触れると元気になったり、幸せな気持ちになれるモノ。
そんな着物を大事に永く着てもらえたら着物もきっと喜ぶだろうなと思います。





-あたまの中, 着物のこと

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