着物のこと

さくらがきれい

投稿日:2018年3月30日 更新日:

 

鹿児島の町中を車で走る。

 

先週1週間は、ひさびさの営業で。

 

無事閉店セール終了しました。皆さまありがとうございました。

 

毎朝起きて、準備して、家を出て、同じ通勤路を走る。ようなことを繰り返し。

 

道路脇のさくらがだんだんと花をつけていくのを見ることも楽しめました。

 

 

毎朝同じ場所を走る醍醐味です。

 

 

残念なのは、車窓から見るだけ。が多い近ごろ。

 

 

なぜなら花粉症。

 

 

この時期のさくら、もったいない。

 

外に出たいけど出られない。

 

車の窓を開けたいけど開けられない。

 

空気に触れられず、窓越しに通り過ぎていく景色を見るわけです。

 

そのなかでも楽しみは見つけるもので。

 

走りながらチラチラと町を行き交う人たちを見るのが好き。

 

 

あのお父さん、あんなニコニコしながら奥さんに話しかけるかー?

 

幸せそうだなぁ。親子4人でピクニックなんだろうな。とか。

 

 

あの兄弟は自転車でどこから来たんだろ?

 

険しい顔してるけど道に迷ったか?とか。

 

 

あ、卒業式か。

 

最近のお母さんたちはあんな服装で卒業式出るんだなぁ。とか。

 

 

春の訪れにつられて、人が動き出しているようで。

 

あたたかさやサクラの開花の影響。

 

ただ、3月。時期が来ただけのことなのか。

 

人が何か動きたがっているように見える。

 

 

 

つい先日の夜、甲突川沿いの「いちにいさん」で台湾の友達と食事をした。

 

(友達になったのはまりこです)

 

 

そのときは夜桜を楽しめた。

 

さくらの下では花見グループが点々と陣取っていて、

 

ブルーシートの上では網をひいてBBQもしていた。

 

 

わたしが偉そうに「ディス イズ ジャパニーズ ハナミ!」

 

と友達に言うと、

 

感じの良い友達も「Oh〜っ!△※ッ▶︎□◉⁈∴〜!」と言っていた。

 

たぶん感動したんだ、そう思ってる。

 

 

 

毎年さくらを見ますが、見る場所も環境も変わるので、

 

思うことがコロコロと変わります。

 

 

今年は「さくらが人を惹きつけるのは、常ではないから」

 

と思ったところです。

 

 

 

もしさくらが365日ずーっと咲いていたら。

 

こんなに人は動かない。

 

 

とてもキレイなのに、そこまでキレイとは思わない。はずです。

 

毎日ずーっと同じようにキレイに咲いている花があったら、

 

いつのまにかそれは当たり前になってしまって。

 

キレイだということも意識しなくなる。

 

ただ、当たり前にあるだけ。

 

 

そんなところでしょうか。

 

 

葉を落とし、

 

枝だけになった状態から、

 

芽をつけ、

 

少しずつ芽がふえて、

 

少しずつ開花していく。

 

 

そして、満開。

 

 

満開を過ぎれば散ることがわかっていて。

 

散り出すと、その散り方までもキレイで、

 

いつのまにか青々とした緑に覆われていく。

 

短期間のあいだだけ、さくらは輝き、

 

もし見逃したらまた来年、、なんです。

 

 

日常ずーっとキレイな花を咲かせているところはたくさんあります。

 

 

でも、それが当たり前になると気づかなくなる。

 

 

キレイに咲いていることが当たり前になって、別に感動ももたらさない。

 

 

そして、散る。となったときに

 

 

そのことを残念がったり、

 

 

寂しさを感じたりする。

 

 

閉店セール。

 

 

わたしたちがキレイな花とは全く思いませんが、

 

まぁ散ると決めたら人が見に来てくれます。

 

さくらと一緒です。

 

いつも青々とした緑で日常生きてるんですけどね。

 

気にかけてもらえない。

 

 

花が咲くときだけ。

 

これが自然で当たり前のことと思ってるんですけど。

 

わたしたちもさくらのようにたまに咲く。

 

で、また散る。

 

 

年に一度とかも決めず、咲きたいときに咲き、散りたいときに散る。

 

 

肝心なのは、必ず散りますよー。ということ。

 

 

いつまでも咲き続けるなんて思わないで。

 

もしくは土地を変えて、

 

鹿児島で咲いたり、東北で咲いたり。

 

 

咲く時期は風まかせ。

 

 

わたしたちはいつでも咲く。

 

 

見たけりゃ見たらいい。

 

 

咲く時期がわかっていたら、

 

 

また待ち望んでくれるのかな。

 





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