こんにちは。ヒロシです。
七緒のオンラインショップ「こまものや七緒」を見てると、江戸小紋を見つけまして。
こちら、「大小あられ」の江戸小紋です。「大小あられ」といえば江戸時代の薩摩島津藩の定め柄でしたので、薩摩の女性にもオススメしたい江戸小紋ですねー。礼装用の帯を合わせるとフォーマルにもなり、カジュアルな帯を合わせると小紋のカジュアルさも出せる、江戸小紋は幅広く着用できる着物なのでオススメしやすい着物ですねー。
七緒オンラインショップの江戸小紋反物とプレタ袷とありますが、価格が安いですねー。お仕立てもお安いと思います。金額を見てみると、
江戸小紋反物 36,300円
江戸小紋 プレタ袷 70,400円
その差が「34,100円」。裏地（胴裏+八掛）プラスお仕立て代で34,100円。寸法がちょうど良い人はお得だろうなぁと思います。裏地だけで20,000円ほどになりそうですが、ってことはお仕立て代は15,000円ほどですかね。素材も「絹」と表記されてますからね。
洗える江戸小紋でしたらもっと価格が安いものもあった↓↓↓
写真で見ると「良いもんだな〜」と思えるんですけどね。実際に購入してみないことにはわかりません。セレクト能力が高いと、いろんなモノをお得に手に入れることができるようになります。でもセレクト能力も「好き」という気持ちが大事で、あと失敗を繰り返しながら磨きをかけていくようなものがあると思ってます。セレクトしてみて、失敗や成功を繰り返し、自分の好みの輪郭が分かってきたりもします。でも、これからは違うのかな〜、わたしのこの感覚は４０代のおっさんだからかなぁと思ったりもするんです。昔はもてはやされた努力とか失敗、経験、継続、が価値だった頃が変わっていく気がして。何にアンテナを張るか、何に興味を持つか、考える前にもう目の前にあるものを大事にしたいなと思う。
これからの世の中に置いていかれることが不安。いつの間にかダサい大人になってしまっていることが怖い。だからと言って、しがみついてでも現代センスに振り落とされないよう付いていくのも違う気がする。「ただ【好き】なものを拘って突き詰めていける大人でありたい」けど、それってもう天性の才能のような気がする。こんな計算ばかりしてきたオジさんに、これからの着物屋なんて勤まるんでしょうか。天然のセンスの塊のような大人が羨ましい、リリーフランキーが羨ましい。
えーと、江戸小紋の着物の話どこ行ったかな？
