<2024年>ママ振袖はどうですか?

着物のこと
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こんにちは。ひろしです。

お知らせ

・2024年、自宅内にギャラリー兼アトリエを作ります。場所は鹿児島県いちき串木野市。完全予約制です。2019年に購入した古民家のDIYが結構出来てきたので、掘り出し物など展示販売するギャラリーにしたり、着物に関する作業部屋にします。ほぼ完成したのでいつでもオープン出来そうですが、ものを集めて見せられるようになりましたらまたこちらでご紹介します。見て見たい人はご予約はこちらからどうぞ

2024年2月中旬ごろ(土日だと思います)、鹿児島の問屋さんで着物展示会があります。わたしが着物のことで影響受けまくった西陣織の佐竹さんも来られて帯の販売をするそうです。礼装から洒落帯まで、高級帯(30万以上〜)が並びます。一生もの、次の世代にも引き継いで欲しい、センス良し、軽くて結びやすい、などなどオススメしたい品物です。気になる方、ご案内しますのでメールでお気軽にご相談ください。(※スパムコメントが多いため、コメント欄は閉じました。)mail@ayarawat.com

また、振袖セット販売商品も大量に集まってきますので、ご覧になりたい方はこちらからご予約どうぞ。

Instagram DMでもご予約希望とお送りください。→https://www.instagram.com/wafukuya/

振袖シーンはどうなってるんでしょう

先日は成人式があったんですよね、わたしは残念ながら見に行けませんでした。いろんな振袖が見られる楽しい機会だったのですが。。4、5年前かな、無地の振袖が出てきた頃に、反物選びから作らせていただいた振袖の誂えは楽しかったですね。振袖着尺を用意させてもらって(振袖用の着尺ではなく、普通の着物地だったため長さが足りず、2反購入していただきました)、コーディネートはお客様のセンスに任せる感じで。洋服のバッグや帯揚げ・帯締めもセンス良く選ばれていて楽しかったなぁ。

ママ振袖の相談も受けて、お直しをするご相談もありました。自分の母が約20年前に着用した振袖を、娘用に手直しして着用する。着丈を伸ばしたり裄を伸ばしたり。振袖にシミがあれば取って、取れないシミは新しく上から染め加工で目立たなくしたり。いろんな方法で昔の振袖を現代に甦らせることを考えます。

最近のママ振袖、どうなってます?

ママ振袖でGoogle検索すると出てきました↓(生成AIが集約してきた文章です)

ママ振袖とは、祖母が選び、母が着た振袖を娘が成人式で着用することをいいます。近年、レンタル振袖と同じくらい人気があり、成人式の振袖の選択肢として4割を占めています。

ママ振袖を着るには、お直しやクリーニング、小物の準備、着付けやヘアメイク、写真撮影などの費用がかかります。費用相場は平均すると60,000円~100,000円が目安です。

ママ振袖を着るには、振袖のほかに、帯(袋帯)、帯揚、帯締め、長襦袢、半衿、衿芯、伊達衿、腰紐、伊達締め、帯枕、帯板、三重紐、ワンピース肌着(肌着・裾除け)、白足袋などの小物が必要です。

ママ振袖は長い間箪笥にしまっているものが多く、しみ抜きやサイズの調整などお直しのメンテナンスも発生します。また、帯や小物等のコーディネートもあるので、11~12月から準備するのではなくレンタルと同じく1年前から準備をしていくのがおすすめです。

振袖は、まだ結婚していない若い女性だけが着用できる礼服です。未婚であれば、基本的に年齢制限はありませんが、昔の未婚のイメージは、やはり20代後半から30代前半まででしょう。未婚でも、30代後半から40代以降になったら訪問着または留袖を着ていきましょう。

google 検索/生成AI

すごい。。過去にまりこが書いた記事と似ている。。

最近の動向として気づいた点は、振袖レンタル企業も”ママ振袖”サービスしてるんですね。

振袖選びが初めての方へ | 成人式の振袖レンタル・購入・前撮りならジョイフル恵利【公式】
振袖レンタル・販売ならジョイフル恵利にお任せ。成人式を迎える二十歳のあなたへ「おめでとう」を。最新柄や人気柄の着物を多数ご用意しています。北海道から沖縄まで、全国展開です。
ママ振袖プラン
振袖レンタル・販売・ママ振を成人式向けでお探しの方は「一蔵」のママ振袖プランページです。振袖選びはもちろんのこと、前撮り写真から成人式当日のお仕度、振袖のアフターケアまでお手伝いいたします。お支払い先延ばしシステムも大好評!お下見、ご試着だけでも歓迎!

↓こちらの記事も参考になりました。2018年の「はれのひ」事件。。レンタル振袖サービスが不安になったお客様もいるかもですね。振袖購入:レンタル着物:ママ振袖=2:4:4の比率は意外でした。

ママ振袖はレンタルよりも人気?2019アレンジ方法一覧 | 京都さがの館
成人式の振袖はレンタルや、購入以外にも意外に多いのが「ママ振り」。その名の通りお母様が着ていた振袖をリメイクすること。是非ママ振りをご検討中の方、必見です。成人式の振袖レンタル・購入するなら京都さがの館へ。

きものチェーン店もママ振袖サービスが充実してそうです。

ママ振プラン | きものやまと|振袖レンタル、ママ振袖、成人式の撮影から着付けまで
思い出の詰まった振袖を自分らしく。メンテナンスもお任せください。

あとは着物店がどんなコーデを提案するか、帯締めや帯揚げ・草履は新しいものが良いよね。とか様々でしょうね。お客様の要望はもちろん大事ですが、着物店側の意見も耳に入れてほしい。

”ママ振袖”を選ぶと、みんな幸せになる

ママ振袖のメリットは、新しいものを購入する場合と比べて、おばあちゃん世代も密に仲間に入れるんです。昔、おばあちゃんがママのために、もしくはママと一緒に選んだ振袖に、あらたに命を吹き込むような取り組みなので、過去の思い出話も出てきたりして。たくさんの人が幸せな行事に関わることができる。1人の成人式のまわりに、おめでとうの輪と、ありがとうの輪が広がる。

わたしはセンスのいい着物をセレクトできた時は嬉しいんですが、ママ振袖のときはセンスよりも思い出とか気持ちとか、着る人も準備する人も、内からの喜びが外見への美しさに表れるような。そんな関わりが持てたら嬉しいなと思います。

以前、ママ振袖ではないけど『おばあちゃんが織ってくれた大島紬を成人式に着たい』と言う娘さんのお手伝いをしました。大島紬はハレ着でなく普段着。振袖の大島紬もありますが、その娘さんが持ってきた反物は振袖用ではなかった。それでも、その気持ちで成人式に臨むのなら。堂々と着て場に立てるのなら。「他の振袖の人たちと比べると地味になるけど、それでもいい?」って了解を得ながら、帯や小物を華やかにして送り出しました。本人も、まわりの家族も嬉しそうだった。形式よりも、思いを重視すべきときもありますね。

わたしたちもママ振袖、振袖のご相談受けておりますので何かありましたらどうぞお気軽に。ご自宅へもお伺いしますし、わたしどものNEWOPENするギャラリー(自宅)でのご相談もお受けいたします。

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