『父さんの若い頃は、「副業」って言葉があってなぁ、
1人一社にしか所属できなかったんだぞ。副業禁止と言ってだな〜、』
と言うときが来たりして(子どもいないけど)
田舎の人々はいろんなこと出来た方がいい。
今日は着物屋の仕事があって、
明日は田植えがあって、
明後日は器の修繕しなきゃ、
次の日にデザイン仕事も〆切が迫ってる。
荒れた竹林も伐採してキレイに。
個人事業形態で、なんでも屋になるのか。
小さな町に、単発仕事依頼が集まってくるハローワークみたいなとこがあって、
いや、派遣会社(グッドウィルとか)のようなものがあって、
その町の困りごと=必要な仕事が集まってくる。
そこに登録しておくと、
「今、こんな仕事があります〜」と、スマホなんかにお知らせがくる。
自分たちが暮らす小さな町で、
自分たちが暮らしやすい町に作っていくような。
困りごとを解決して、対価を得る。
最先端機器とかネットワークとか
取り入れながら昔の暮らし方に戻っていくんじゃないか。
とか考えたりする。
私は着物屋なので、他のことはできません。
と言えるほど着物屋の仕事は忙しいのか。
忙しいほどお仕事があることは本当にありがたいことです。
でも、忙しくないときもある。
忙しくないなら営業まわれ。
組織にいたらそんな言われるだろう。
仕事ないときは他の仕事がある。
畑仕事がないときは、藁を編んで雪駄を作る。
お客さんが困ったときにいつでも来てもらえたら、と、
お店を常に開けておくことが最も良いと分かってるんだけど。
忙しくないとき、他のことでお役に立てるなら
そっちで動いてもいいんじゃないのかなと思うんです。
「〇〇が入荷しました〜、△△がお安くなりましたよ〜」に違和感。
売るための営業、広告宣伝、新規開拓。
資本主義社会ですから必要だと分かってるんだけど。
都会の着物屋は常にお店を開けた方がいいと思いますが。
私は逆に生きる。
いろんな能力身に付けて
田舎を楽しく生きるのだ。
と言いながら、都会の浴衣の企画展を開催してます。5/31まで。
ゆかた展
2017.5/26~5/31 (5/29は定休日)11:00~18:00
〒892-0821 鹿児島市名山町2-1レトロフト1F
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