幸か不幸かは自分が決める。

日々思うこと
記事内に広告が含まれています。

まりこです。
うっかり風邪をひいてしまいました
ガラガラのハスキーボイスはお客様にも心配されるので
せっかくのお休みですが今日は1日寮でお休みです。

遠距離夫婦になることでさみしい思いもしましたが、
毎日メールして、長電話をするのも
この距離があるからこそ。
やっとこちらでのお仕事、生活にも慣れてきました。

十年続けたtawarayaを閉めて
夫と離れて県外へ働きに出かける。
ある人から見たら不幸に見えるかもしれません。

でも今、この生活をしていることはとても楽しい。
空元気でもなんでもなく、楽しいのです。

tawarayaをそのまま続けることもできたし、
閉めた後、鹿児島で何か違うお仕事をすることもできた。
それをしないで
tawarayaをしめることを二人で決めて
県外へ働きに出る選択をしたのは私です。

残念ながら私たち夫婦には子供には恵まれませんでした。
妊活を頑張ったこともあったけれどできなかった。
それをかわいそうと思う方もいると思います。
子供を育てることで自身も成長するのでしょうし、
親にならないと、親の気持ちはわからないといいます。
両家の両親には本当に、本当に申し訳ない。
でも頑張ってもできなかったので、何を言ってもしょうがない。
税金を多めに払える人間になれるように頑張ります。

「ぼくにげちゃうよ。」
小学校一年生の時の国語の教科書に載っていた親子のウサギの物語です。
主人公のウサギの坊やが岩になったり、魚になったり、
いろんなところへ逃げるのですが
どこへ行ってもお母さんが、それを追いかけて見つけ出しますよというお話。
このお話が大好きでした。
家族はずっと見守っていてくれるから
どこへ行っても大丈夫と思えたのです。

中学生は親元から離れ一年半山海留学をし、
大学では韓国へ留学して
結婚してからも夫を置いて県外へ出かけ、こんな山奥で働いている。
幼い頃から全く変わっておりません。
新しい場所へ行くと、
人に会って、違う価値観にあって、今までとは全く違う自分に生まれ変わることができる。
何かしら新しい気づきや学びがあります。
だから遠くへ行くのが好きなのかもしれません。

もしも子供がいたら責任もあるし、第一が子供の人生になるので
また違う価値観になっていたでしょう。
きっと今のような生き方はきっと選択していないはず。

子供もいないし、
マイホームもないし、
定職もないけれど、

幸いにも家族が元気で、
寝る場所があって、
ご飯が食べられて、
一時的だけど働ける場所があって、
なんでも分かり合える夫がいる。
やってみたかった究極のミニマリスト生活も体験できている。
今このような生き方を選択できていることはとても贅沢だなぁと思うのです。

何事にも縛られず自由でとても楽しい。
仕事にも、お金にも、人にも、過去にも、何ものにも執着せず
当分はこのまま自由に自分たちの楽しい方向へ行けたらなと思います。

コメント