相談所から小売店へ

着物のこと
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こんにちは。ヒロシです。

コロナのことも不安ですが、着物相談所を5/29(ゴフクの日)にOPENします。11:00~16:00。コロナ対策、アルコールと風通しをよくします。

そして、先週の着物相談所第一回目、残念なことにお客様ゼロだったので「これはいかん。やっぱり商品も並べた方がいいんじゃないか」と薄々感じて。試しに第2回目は少し商品並べてみよう。

そこで、着物系の商品は父の在庫を並べる予定。他には↑写真の陶片とか。雑貨のようなものも並びそう。あと梅ジャム。昨年から作り始めた梅ジャム。美味しくできたので並べます。材料は我が家の古民家の何にも手を加えていない畑の梅と喜界島のザラメだけ。毎朝梅の実を取り、良いのと悪いのと振り分け、良いのだけ使って作る梅ジャム。もっと良いのは梅干しにする予定。今年は梅干し作りはまだ取り掛かっていない。まず梅ジャムを販売してみます。ぜひ。↓写真は昨年面白がって撮った写真。

梅ジャムと梅シロップを販売するかのように撮った

モノを減らしていって小売店が出来なくなって辞めた人間が、また小売店のようなことをしようとしている。わたしは矛盾を続ける。小売店を辞めておいて、また小売店をするなんてどうかしてるぜ。と思いながら、思われながらもまた小売店をしてみようという気になったのは、ただ遊んでみようと思ったから。人生をかけて真剣に取り組む。というよりも真剣に遊んでみよう。という感覚で取り組める自分になったからだと思う。真剣に取り組むのは一緒だけど、もっと遊んで取り組もうと思えるようになった。ゲームのように「コレいいな!」って思えるものに出会えたら販売してみようかなって感じで。

以前はどうだっただろう。もっと売らなきゃ、もっと稼がなきゃとプレッシャーの中で小売をしていた。売れ筋を売らなきゃ生活していけない。売れ筋とか利益ばかりを追って楽しくなくなっていった。だんだん不要なモノを販売しているのではと思い煩うようにもなっていきストレスも積み重なった。売らなきゃ生きていけないというプレッシャーが真剣に売ることと向き合いすぎて破滅したんだろうなぁ。

現在は「売れなくても他のことでも生きていけそうだから、まぁ売りたいものを試してみていいんじゃない。売りたいと思えるものがあれば。」という感じ。生活するためのお金は別で稼ぐこともできて、小売だけで生きていかなくていいスタイルができたから小売をまた取り組めるところがある。以前の不要なモノを販売しているのでは、というマイナス思考は「世の中ほぼ全て不要だよ」と思えたら誰だって不要かもしれないモノを真剣に販売してるとしたら、そんな面白いことないよねってところ。とにかくそこの世界で真剣に遊んでみるのは苦しいけど楽しいのかもしれない。

自分の生活のためでなく、おもしろいモノをお客さんに提供して喜んでもらうことを小売と呼ぼう。

うん、これなら取り組める。自分を納得させればいいだけ。そうして小売店を始めてみます。

陶片、販売してみたかったんだよな〜。売れるのかわからないけど、おもしろいよね〜。古物とかおもしろいよね〜。他にも商品作ったりして販売したいものがあるのよ〜。楽しみ〜♪

着物相談所がおろそかになりそうだけど、まぁ、どちらでもいいよ。相談所も小売も必要なところで動けたらいいんですよ。それでは。