修理するより、新しいもの買った方がいい?

日々思うこと
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(↑美山マップを3、4年前からずっと更新したりして作ってます。

美山で配布されています。

若い人に来てもらいたい。という思いでカラフルに、

カジュアルに、敷居を低く、作っちゃったら、

400年の歴史ある薩摩焼の里が軽〜くなってしまった

とわたしは大変後悔しています。

若いお客さんが増えてきたことは嬉しいんですけどね。。

でも反省してます。ほんと。)

 

こんばんは。

 

最近また寒くなってません?

 

桜島がいつでも噴火しそうで、洗濯物が外に出せませんね。雨っぽい天気も続くし。

せっかく花粉症の季節が終わったんですけどね。

 

話はまったく変わりますが、今日は「もの」の話をひとつ。

 

 

ものをつくる人がいて、ものを使う人がいて。

 

わたしたちも自然と使うものに囲まれていたり、使わないものに囲まれていたり。

 

家電製品や家具によくあると思うんですが、

 

使っていたものが壊れたりして、修理して使いたい。となった時、

 

修理するより新しいのを買ったほうがいいよ、と。

 

そのほうが安いよ、とか。

修理の方が高くつくから、最新のものと交換、で対応されるとか。

 

家具でもあるのかな。テーブルが壊れたとき、修理するより、別のものの方が安い場合。

 

それは着物でもあります。

 

眠っていた着物を解いて仕立て直しをする。

 

よりも、新品の出来上がりを買った方が安いことがあります。

 

まったく同じものでも、修理する手間の方が金額が上がってしまう、そんなことがあります。

 

「なぜ?」と疑問を持つけど、

すぐに「修理の方が手間がかかるもん。」という意見に同意する。

 

ものに愛着があると、

「他のものでは代えがきかないんだよ」と、高いお金を払って修理して使う。

 

用途だけを見れば、価格が安い方にしようと、修理ではなく新しいものを選ぶ。

 

妻の実家ではたらくルンバ(iRobot製)は、名を「太郎(たろう)」という。

太郎はおそらく、代えが効かない。修理してでも末永く実家をキレイにし続けるだろう。

(※iRobot製のルンバが、修理が高くて新品が安いのかどうかは全く知りませんぞっ)

 

 

 

んで、、

 

人の手間がかかる方が高くて、最新の新品の方が安くなる。

 

ここに疑問が湧いた時があって。

 

・修理品の方は新品と比べて欠陥があるので、新品を100%とすると、修理品が仮に60%だとして。

修理品の方をあと40%加工して、100%にするのが<作り手の手間>として。

この40%の手間の方が、100%の新品より高くなる。なぜ??と、考えてしまったことがある。

 

例えばPCなら、ディスプレイもキーボードもマウスも全部使えるのに、CPUがおかしいから使えないもの。

CPUを変えるだけでいいのに、修理代が高い。

また新たにディスプレイもキーボードもマウスも新品と交換になって。

使えたものが使われず去っていく。

 

 

資本主義の、合理化の、大量生産の結果です。と、いうことなのかなー。

 

分業で、効率化で、改善で、製品が出来上がる。

大企業はそれをして、個人事業は手間の方を、直す方を担う方がよさそう。

用途が大事な製品は、大企業に任せよう。

思いが大事なところは、個人事業で請け負おう。

今、誰でも好きに製品作って販売できる環境が整ってるから、

あちらこちらで製品が販売されてますけど。

なぜそれを作るの? 作って販売したいの?の問いに

「作るのが好きだから」だけでは、勝ち目がない。

デザインで今風に見せることは誰でもできるようになったので。

作る背景とか、製品を見ただけでは見えてこない後ろの方も重要になってきてると感じます。

そういうの考えるの好き。

なんかどうにかしてこじつけて、意味あるものに仕立てあげるの好き。

 

 

話が逸れましたが〜、

40%加える手間の方が選ばれるとき、

作り手、実際に手を動かす人が選ばれる分野は、

心が通ってるなぁ。人間っぽさがあるなぁ。

 

 

でもそんな人間に、機械のような正確さを求めるよなぁ。

機械のように正確を求めて人間が動いてたのに、

機械が人間のように動くようになるから、正確さは人間の出番なくなるのがAI。

 

人間にしか出せない「揺れ」が価値になりそう。 だけど、わからない。

 

やっぱり人間の感覚の方が正確な分野もあるし。

 

ちゃんとしとかないと、目が曇って、見間違うかもしれない。

 

ちゃんと見よう。

 

 

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