こんにちは。ヒロシです。
もう2019年も3分の1を終えようとしてるね。
鹿児島滞在中に関わらせていただいたお仕事のこと書いておきます。
2019年1月後半から、3月初旬に納品で完了させたお仕事。
鹿児島県はさつま町にあります「きららの楽校」のカフェで使われる食器選定。
ちょうど先週の4/14に、グランドオープンしたそうです。
「きららの楽校」は、平成28年3月廃校になったさつま町の白男川小学校を
みんなの笑顔があふれる楽しい施設にするために作られました。 〜HP引用〜
人が減ることで、空き家とか空洞化とか廃校とか。これからも普通に起こること。
廃校になることを食い止めることができればいいけど、
創立136年だったそうで。
小学校としての役目を終えて、次のさつま町に必要な施設へリノベーション。
住民の方々や役場の方々、関わる方々の苦労をなんとなく感じながら。
あったものがなくなって、またあたらしいものをうみだして。
わたしたちが関わるきっかけは、
以前からお付き合いのある根本先生からのお誘い。
「そういうのやってみたかった」と、喜んで引き受けさせていただきました。
わたしたち2人して「器バカ」ですから。
カフェで使う器を自由に選んでいいの?
こんな楽しいお仕事ないじゃんか!
と、思ってましたが、まぁ大変ですよ。
何が大変って「ランチばっかり食べに行ったこと」が一番大変でしたね。
羨ましく見えるかもしれませんが、まぁそのとおり大変で幸せな時間でした。
でもね、本当に大変なのは
「人のお金で、予算内で、売上に貢献するような器選び」を考えること。
お仕事ですからね、当たり前です。
自分の店ならね、好きな器と財布の中身を考えればいいですけど。
自分の店じゃない場合、
- 使いやすい器か(洗いやすいとか、働くスタッフ、お客さんにとって)
- 耐久性はあるか(磁器が割れにくいけど、冷たい印象の器は避けたい)
- 汎用性があるか(自分の店なら、汎用性がない器ばかり使いそう)
- 建物、空間と調和しているか(カフェ空間の色合いとか気にしました)
やたらと考えまくりましたね。
いろんなお店でランチを食べて、前に石川県で働いたときも思ったけど。
器がたくさんあったり、良い器だと、高級感が出るよね。
器の大事さを痛感しているわけです。
しかし、予算がありますので。
限られた予算内で30個単位の器を十数種類揃える。
コーディネートを考えながら。
いやぁ、楽しいと思ったけど大変です。責任重大だなと思って。
ま、でもわたしたちHSPですからね。
責任感じやすいんです(今になって思えば。もっと早く知っておきたかった。)
だんだん見過ぎて、よくわからなくなっていきましたけどね。
しかし、さつま町のカフェだから「薩摩焼」を使いたい!
と思ったけど、予算がオーバーしちゃう。。。
ってことで、陶芸家の友人のとこへ通い、せめて箸置きだけは!と、
わたしがつくりました。
さつま町は、美山よりも竹が有名な町なので。
梅と松の紋様の箸置きをお菓子の型でくりぬき、「松竹梅」を揃えました。
(あえて竹型の箸置きはナシにして)
陶芸家 城 雅典さんは、同級生。いつも無理なことをお願いして、手伝ってくれます。
なのでわたしも鹿児島滞在中は色々と彼のお手伝いしましたね。
今回のきららの楽校のカフェでも、彼の小鉢を使わせていただきました。
そして、まだ茶碗やカレー皿が足りないと。。
やはり目で見て、持ってみなきゃわからない。
と、長崎県の波佐見焼の里まで走りました。
日帰りで長崎へ。ほんと軽だけど働き者のマイカー。
無事に揃えて、さっと納品して、ほんと三重に行くギリギリまで器を選んでましたね。。
今度帰ったら、まずきららの楽校でランチしなきゃ。
使われていなかったらどうしようという不安もありながら。。
ほんと学びの多いお仕事でした。
わたしたちの次に生かせる経験になりました〜
きららの楽校も良い人たちが関わって素敵な場所だから、
ほんとうまくいって欲しい〜
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