年間とおして、着物のお仕事だけで
生きていけたら幸せなんだろうか??
着物は、1年をとおして同じ形でつくられる衣料品。
細部を季節や格で変えたりするけれど。
だから、素材が変わる。
夏の着物は、もちろん冬と同じ形。
だけど、素材が変わる。
夏ならではの「透け感」が重要になる。
夏は、「麻、透ける正絹、汗を吸いとる綿(浴衣)」
サラッとしている肌触り
爽やかな真っ白の帯や襦袢
風を通す紗や絽の生地
いつでもなんでも手に入る便利な環境が
暮らしを麻痺させていくから
その季節のものを楽しみたい。
植物も、枇杷も、蓮が咲いたりとか
鮮やかなアロハシャツは、どこでも手に入るんだろうけど
あれは沖縄の太陽の光、南国の夏の光だから良くて
関東、北の太陽の光では鮮やかすぎて目が痛い、
地域や環境に合った、鹿児島ならではのものを提案したいです。
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