着物の好みも細部まで様々で言いたい放題。

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テレビ欄の「着物の〜」が目に留まってチャンネルを変える。

NHKで「もう一度着物にチャレンジ!」って番組。

タンスの肥やしになるより、着ましょうよ!という感じだったかな。

二部式の帯や二部式の着物、半衿が付いたTシャツやマジックテープで着脱可能な襦袢の袖とか出てきましたね。

テレビの前で妻と2人でヤイヤイ言うわけです。

 

私たちの基本スタンスは、

着物ってファッションだから、自分の好きなように自由に着ていいですよね〜!

です。

 

ただ、私たちは

・着物は「白衿」が一番合うと思っている。(色半衿や刺繍衿は好まない)

・二部式の着物は好きじゃない。(マジックテープの名古屋帯は作ったりした。)

・着物姿に洋装バッグのコーディネート、大賛成。

・最近、よく見かけます紗のような羽織もの、あまり好みません。

・薄っぺらいポリ着物よりは、木綿やウールの方が良くない??  などなど。

 

自由でいいですよ〜、と言いながら、自分たちの好みがちゃんとあります。

「着物なんて不自由な所が良いんですよ。」

「動作に制限ができる。からこそ美が生まれるんですよ。」

「自由がいいなら、楽に着られて身軽で快適な洋服を着たらいいんです。」

と思ったりします。

 

なんでも「着物着てたらオッケ〜!」みたいなのが嫌なんです。

でも「着物着たいんですが〜」と言う人はほっとけない。

 

さらに自分たちがお客様に提案する側となると

(自由でいいですけど、)「どんな場所で着られますか〜?」

(自由でいいですけど、)「着る場所にはどのようなご関係の人が来られます〜?」

(自由でいいですけど、)「こんな風に仕上げた方がいいかもですね〜?」

と、コーディネート含めアドバイスします。

「tawarayaさんに言われてこんな感じにしました〜」が、TPOを捉えていなかったらお客さんに恥をかかせてしまうかもしれないとか色々考えます。

 

これは、一般的にこうだ!というお話をしながら、いろんな人との関係上、こっちの方がアリかもと思ったら冒険した提案もあります。

 

無難と冒険と提案して、どちらを取るか、細かい関係性はわからないので

最終的にはお客さんに任せるんですけど、

お客さんが自信を持ってその場に臨めるスタイルを提案したいですね。

 

着物屋もいろんな着物屋がいますからね。

半衿、柄半衿が好きな着物屋もいれば白衿が好きな着物屋もいる。

自分の好みに近い着物屋さんに色々と選んでもらった方が絶対良いです、お互いにとって。

 

できるだけ物事をフラットに見るように心がけているんですが、今日のTVを見てて

「着物を着るってだけで、結構部品が多いんだな〜。」

「こんな色々と着付け部品を用意して着物を着るってどうなんだ〜?」

と思ったりして。

私は着物よりも

   「光浦さんの着ている黒のカーディガン?のようなもの、

    あれを男物の羽織のように仕立てたものを洋服の上から着たいな〜」

と思って見ていましたのですみませんー

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