着物屋は今も未来もブルーオーシャン。

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着物屋になるときの決め手が何個かあったのですが、

「父からの”着物屋って簡単だよ”という洗脳」も

 

決め手のうちの一つで、そのほかにもいろいろあって、

 

そのうちの一つが

 

「着物屋って将来ブルーオーシャン

 

な点でした。

 

ブルーオーシャンって、ビジネス用語でよく出てきますが、

 

私の解釈では「競争相手のいない、少ない世界」です。

 

昔から競争は苦手でした。

 

社会に必要であれば、競争せずとも生き残るのでは。

 

と考えていました。

 

ただ、社会にわかりやすく必要である部分は

 

多くの競争相手が集まりますので。

 

そこに入っていくパワーは無いなと思ってました。

 

皆が就職活動して、安定した企業に入っていく。

 

羨ましかった。

 

残念ながら私は色々な企業へ面接に行くが選ばれなかった。

 

一度もサラリーマンにならないまま、今、代表取締役。(株式会社ですので一応)

 

これも強制的ブルーオーシャン戦略。

 

いや、これしか選べなかったのか。

 

皆がサラリーマンするなら、個人事業主しよ。

 

という感覚もあった。

 

しかし会社設立はただいま航海中(後悔してるの意)。

 

初期の頃は何も考えていなかったので、

 

会計、決算書も自分で税務署に通いながらこなしてた。

 

ここに疲弊するのは得策ではないと、

 

会計事務所にお願いするようになったのも最近のことだ。

 

市場が少ないところ、無いところへと、

 

ポジション変更していこうと思ってた。

 

ただ、人がやっていることと同じことをしたくない天の邪鬼でしかないんですが。

 

盛り上がりを離れていきたい、

 

ひねくれた性格も相まって。

 

ただいま居場所もなく漂流。

 

訳すと、ノマド、らしいです。流行りの。流行なの?

 

和雑貨販売も、辞めました。

 

多くの新規参入は必至と思ったし。

 

前に書いたように、小売って誰でもできるようになったし。

 

競争相手増えそうです、私たち確実に負ける。

 

しかしなんでですかね、

 

盛り上がってくると離れたくなる病。

 

人が集中すると、もうここでは生きていけない。と思ってしまう病。

 

バブルになると、流行になると、

 

弾けたり、廃れたりするのがわかってるから

 

早めに退散しているのか。

 

だから、あまり人が集まらないところ。

 

マイナーなところで生きていけるだけの収入で生きる。

 

それが私たちの居場所かな、と思ってます。

 

最近は美山がメジャーになりそうで

 

どうしようと思ってる。

 

ま、今、居場所ないんですけど。

 

弟(竹取食堂 休庵)に譲って後悔しているわけではありませんが。

 

美山に居場所ほしい。

 

色々とまちづくりのようなことに関わってきた人間でもありながら、

 

あまり盛り上がり過ぎるのは喜ばしくない。

 

でも、メジャーがあるからマイナーがあるので。

 

そう、光があるから影があるように!

 

マイナーな美山の場所も確実に作られているし、もっと作られていく!

 

と、言い聞かせる。

 

どなたか、私たちに、居場所を!

 

誰にも理解されないようなところで、

 

ほんの一握りの人に必要とされて、

 

なんとか生きていけるくらいのが欲しい。欲張り。

 

さて、たしか、、、

 

着物屋がブルーオーシャン、、なのは、当たってました。競争相手が少ない。

 

自分の世代が少ないってだけですが。

 

なので本当のブルーオーシャンはまだ先なのかもしれません。

 

まだまだ私の父も現役ですし(今年66歳だったかな)、

 

父の先輩たちも現役です。(70〜80代の大先輩)

 

主要なユーザーは、父の世代に多いんじゃないかなと思ってます。

 

父の先輩たちと同世代になると、着用が難しくなってきているそうですし。

 

でも、知識も経験もお金もあるので、

 

孫やひ孫へのお祝い着など、需要は作れそうです。

 

着なくても、着られなくなっても、和装のものを贈るという需要はあると思う。

 

父の先輩たちと同世代は強いですね。

 

早く引退して欲しい。早く引退して欲しい。早く引退して欲しい。

 

、つい呪文のように3回唱えてしまいましたが、

 

引退したとしても、私に回ってくるお仕事はありません。

 

私は若すぎて、信頼がない。信用がない。

 

いや、若さだけでなく信頼、信用がない理由は他にもいくつもあるのですが。

 

まず営業してない。広告打たない。看板出さない。

 

営業しろよ。広告打てよ。看板出せよ。

 

なのですが。

 

すみません、なぜしないのか、考えても分からなそう。

 

でも、いつかわかる。今の判断がどうなのか。

 

売り手も買い手も、学びが必要なはずです。

 

行き過ぎた資本主義、便利の代償を、私も、お客様も、払うことになります。

 

 

たぶん!!

 

そのくらい分からない!

 

分からないから大きい企業は内部留保してるんじゃないでしょうか。

 

内部留保が膨らみ、サラリーマンの賃上げが鈍い。

 

賃上げが鈍いから消費が生まれない。とかなんとか。

 

賃上げが進んだとしても消費は伸びないような気もする。

 

ブルーオーシャンな居場所だけでは生きていけないし、

 

満足もしないんですね。

 

ここである程度成功はしなきゃいけなかったんだろうなぁ。

 

でも、ここから、まったく、イメージのないところから、

 

おもしろいことが、生み出せるような、漠然とした自信だけ、ある。

 

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