あけましておめでとうございます。
2017年になりました。
平成29年と聞くと、30年が来年か、「結構経ったな平成」と感じました。
28年のときは何も感じなかったのに。
<もう3月ですが。公開しわすれの記事をアップします。>
毎年、年末は憂鬱だった。
せっかく1/1にスタートして、1日1日コツコツと生き、
12月末まで来るともうすぐゴールだぁ。
と思いながら安息の日々を妄想するんだけど、
12/31が来て紅白を見て、年が明けると終わり!
と同時に始まる感じがとても憂鬱だった。
今年も1/1から仕事してたし。
お客さんに必要とされたくて、
あなたのお役に立ちますよ〜と言いたいんだけど、
もうほとんどのものが必要ないんじゃないかと感じ始めて
そんな思いながらの仕事がまぁはかどるわけなく。
昔はいろんなモノを提案したかったけど
いろんな店が溢れてるから「もうウチで提案する必要ないよね〜」
と企画が浮かばなくて、ほんとに困ったもんで。
もう商売やめようか〜と思いながら続けていた。
そんな時がありました。
今は、何十人何百人に提案したいものは無いけど
1人1人に合わせて提案できることは溢れてくるので
その人の持ってる着物や帯、雰囲気、不便なところ、要望に応えることが
仕事として定着しつつある。
着物屋として当初していたことだけど、
結局、最初の形に戻るんだなと感じてます。
父のやり方を見てたからか、店を開けずにお客さんとこに行く形が
増えていて、お仕事が頂けているのでありがたいことです。
またデザインのお仕事もいただけるようになってありがたい。
田舎暮らしの着物屋は、毎日毎日着物の仕事をするより、
竹林整備の仕事をしたり、デザインの仕事したり、看板つくったり、
そのうち野菜つくったり、なんでもしながら収入を得て生きていきます。
<何年か前の正月料理/緋色窯>
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